自称

僕は家に居るとき、何も考えられなくなり、結果的に何も考えずに済むから歌を口遊むことが多い。

 

自称ADHDのようになってしまったらかなり嫌だが、ネット上のADHDの特徴みたいなものはかなり共感出来る。


中学時代に一瞬だけ入っていた野球部での全体ノック(ランダムにさまざまなポジションへ打球を飛ばして捕球させる練習)ではすぐに他のことに意識がいってしまってボーッとしてるから他の人のようにすぐ反応出来ずにボールを逸らしてしまったり、高卒認定の試験の時には、降りる予定のバス停が次だというアナウンスが流れたら降車ボタンを押す前なのに満足して気づいたら通り過ぎていたり、関係ないかもしれないが今まで鍵と財布を3回くらいずつ無くしている。ちなみに、初めて財布を買い与えられたとき、僕の母親は何かあったときのためにと、会計の際に横で待っていたりするとよくお釣りの小銭をくれた。しかし一回無くしたきり、それからは一切くれなくなった。

 

最近、ADHDの脳内では常にワード連想ゲームが行われているというような、確かそんな趣旨の画像を見た。これも非常に良くわかる。僕の場合は本を読んだり、YouTubeや映画を観たりしているとよくそこから妄想が始まり、一旦それらの視聴を止めて耽ることがある。無意識のうちに、気づいたら関係ない妄想をしている。これは結構な才能だと思う。

 

まあただ、全然共感出来ないこともあって、授業中教室を歩き回ったりだとかそういうのはない。

ちょっとそれに掠っているかもしれないもので記憶にあるのは、小学生のときに個別指導塾で講師が僕の席から他の生徒の指導へ移った際、何故だか理由は知れないが「あー」と意味もなく声を出していたら「うるさい」と注意されたことはある。入塾の際、学校みたいに怒ったりはしないから、と説明されていたため「怒るのかよ」と衝撃を受けたので痛烈に記憶している。ただこれは単に空気が読めないだけだろう。それに今はしない。

 

僕は、精神科に全然定期的に通えてないとはいえ、通院している中で医師から特に気質的なものがあるとは言われていないので、全く持って自称の人と同質となってしまうのだが、受験勉強がもしや、、と思ってしまうほどにこれっぽっちも集中出来ない。

 

どっか受からせて。